パスキー=万能じゃない?便利な仕組みと知っておくべきデメリット

基礎知識
パスキー=万能じゃない?便利な仕組みと知っておくべきデメリット

「パスキーは本当に安全で便利なの?」「パスワードと何が違うの?」そんな疑問をお持ちではありませんか?

本記事では、次世代の認証技術として注目されるパスキーの基本的な仕組みから、パスワード認証との決定的な違いまで徹底解説します。

さらに、フィッシング詐欺に強いといったメリットだけでなく、「使いにくい」「危険性がある」といった見落とされがちなデメリットやリスク、復旧の難しさまで深掘り。パスキーが「万能ではない」理由を明らかにし、あなたの認証に関する不安を解消し、より安全な選択肢を検討するための知識を提供します。

1. パスキーとは?パスワードとの違いまで徹底解説

近年、パスワードに代わる次世代の認証技術として注目を集めている「パスキー」。
その基本的な仕組みから、これまで主流だったパスワード認証との違いまで、詳しく解説します。

1.1 パスキー認証の基本的な仕組み

パスキー(Passkey)は、パスワードを使わずにウェブサイトやアプリケーションにログインできる新しい認証方式です。
FIDO Allianceが提唱する「FIDO2」という技術標準に基づき、WebAuthn(ウェブオースン)というWeb標準技術によって実現されています。

パスキー認証の最大の特長は、公開鍵暗号方式を利用している点にあります。

ユーザーがサービスに登録する際、利用しているデバイス(スマートフォン、PCなど)上で秘密鍵と公開鍵のペアが生成されます。
このうち、公開鍵のみがサービス提供側のサーバーに登録され、秘密鍵はユーザーのデバイス内に安全に保管されます。

ログイン時には、ユーザーはパスワードを入力する代わりに、デバイスの生体認証(指紋、顔認証など)やPINコードを使って認証を行います。

これにより、デバイス内の秘密鍵が利用され、サービス側が要求する「チャレンジ」(ランダムなデータ)に対して署名が行われます。サービス側は、事前に登録された公開鍵を使ってこの署名を検証することで、本人であることを確認します。

この仕組みにより、ユーザーは複雑なパスワードを覚える必要がなく、また、サービス提供側のサーバーにはパスキーそのもの(秘密鍵)が保存されないため、サーバーからの情報漏洩による被害リスクを大幅に低減できます。

1.2 パスワード認証の仕組みと課題

これまでインターネット上の認証の主流であったパスワード認証は、ユーザーが設定した文字列(パスワード)と、サービス提供側のサーバーに保存されたパスワード(多くはハッシュ化されたもの)を照合することで本人確認を行う仕組みです。

しかし、このパスワード認証には多くの課題が指摘されています。

  • 覚えにくさと使い回し:セキュリティを強化するためには複雑で長いパスワードが必要ですが、これはユーザーにとって覚えにくく、結果として複数のサービスで同じパスワードを使い回してしまう「パスワード使い回し」の温床となります。
  • フィッシング詐欺のリスク:偽サイトに誘導され、パスワードをだまし取られるフィッシング詐欺の被害が後を絶ちません。ユーザーがフィッシングサイトと正規サイトを見分けるのは非常に困難です。
  • サーバーからの漏洩リスク:サービス提供側のサーバーがサイバー攻撃を受け、保存されているパスワード情報が漏洩するリスクがあります。ハッシュ化されていても、辞書攻撃やブルートフォース攻撃によって解読される可能性があります。
  • 入力の手間:サービスを利用するたびにパスワードを入力する手間がかかります。

これらの課題を解決するため、二段階認証や多要素認証が普及しましたが、これらはパスワード認証の根本的な脆弱性を補完するものであり、ユーザーの利便性を損なう側面もありました。

1.3 パスキーとパスワード 何が違う?

パスキーとパスワードは、どちらもユーザー認証に使われる手段ですが、仕組みやセキュリティ、使いやすさに明確な違いがあります。
以下に主なポイントを簡潔に整理します。

認証方式
パスキーは、デバイスに保存された秘密鍵とサーバーの公開鍵を使う「公開鍵暗号方式」を採用し、安全性を確保しています。一方パスワードは、ユーザーが記憶した文字列をサーバーに送って照合する「共有秘密鍵方式」です。

記憶の負担
パスキーは、ユーザーが秘密鍵を覚える必要がなく、生体認証やPINで端末を解錠するだけで利用可能です。パスワードは複雑な文字列を覚えて入力する必要があり、記憶・入力の手間が大きくなります。

フィッシング耐性
パスキーは正規のサイトでしか認証できない設計のため、フィッシングに非常に強いです。パスワードは偽サイトにも入力できてしまうため、なりすまし被害のリスクがあります。

サーバー漏洩リスク
パスキーは秘密鍵をサーバーに保存しないため、万が一サーバーが攻撃されても情報漏洩の心配がありません。パスワードはサーバー上に情報があるため、漏洩リスクが残ります。

利便性
パスキーは、生体認証などで素早くログインでき、操作も簡単です。パスワードは入力ミスや再入力が多く、操作性に難があります。

複数デバイスでの利用
パスキーはクラウド同期に対応しており、複数の端末間でも簡単に利用できます。パスワードは個別管理が必要で、都度の入力や管理が煩雑になりがちです。

このように、パスキーはパスワードが抱えていたセキュリティと利便性の両面における課題を根本的に解決する、画期的な認証技術であると言えます。

ユーザーはパスワードを記憶する負担から解放され、より安全でスムーズなオンライン体験が可能になります。

2. パスキーのメリット 便利な認証の仕組み

2.1 フィッシング詐欺に強いセキュリティ

パスキーの最大のメリットの一つは、従来のパスワード認証に比べてフィッシング詐欺に対する耐性が格段に高い点にあります。

パスワード認証では、ユーザーが偽のサイトに誘導され、誤ってパスワードを入力してしまうと、その情報が攻撃者に盗まれるリスクがありました。
しかし、パスキー認証では、公開鍵暗号方式と「オリジン認証」という仕組みが用いられています。

認証の際に、デバイス内の秘密鍵が、アクセスしようとしているウェブサイトの「オリジン」(ドメイン名)と一致しているかを厳密に確認します。
つまり、正規のサイト以外では認証が成立しないため、ユーザーが偽サイトにアクセスしてしまっても、パスキーが盗まれる心配がありません。これにより、ユーザーはログイン時にいちいちURLを確認する手間が省け、より安全かつ直感的にサービスを利用できるようになります。

このセキュリティの高さは、国際的な標準規格であるWebAuthn(ウェブオーセンティケーション)によって担保されており、FIDOアライアンスが推進する次世代の認証技術として注目されています。

2.2 複雑なパスワードを覚える必要がない利便性

現代において、私たちは数多くのオンラインサービスを利用しており、それぞれのサービスで異なる、かつ複雑なパスワードを設定することが推奨されています。

しかし、これをすべて記憶し、管理することは非常に困難であり、多くのユーザーにとって大きな負担となっていました。結果として、パスワードの使い回しや、単純なパスワード設定によるセキュリティリスクが高まる傾向にありました。

パスキーは、このパスワード管理の煩わしさから私たちを解放してくれます。
パスキーによる認証では、ユーザーはパスワードを覚える必要がありません
代わりに、スマートフォンやPCなどのデバイスに搭載された生体認証(指紋認証や顔認証)やPINコードを使って、手軽にログインできます。

これにより、パスワード忘れによるアカウントロックや、再設定の手間がなくなるため、ユーザーはストレスなくスムーズにサービスを利用できるようになります

ログイン体験が劇的に改善されることは、パスキーがもたらす大きな利便性の一つです。パスワードとパスキーの利便性の違いを以下にまとめます。

  • 記憶の必要性:セキュリティを意識して複雑なパスワードを設定しても、それをすべて覚えるのは困難です。パスキーであれば、ユーザーはパスワードを記憶する必要がなく、生体認証やPINで簡単にログインできます。
  • 入力の手間:パスワードでは文字入力やパスワードマネージャーの操作が求められますが、パスキーは端末の認証機能を使ってワンタップで認証が完了します。
  • 使い回しリスク:異なるサービスでパスワードを使い回すことは情報漏洩の大きな原因となりますが、パスキーは各サービスごとに固有の情報が生成され、使い回しの心配がありません。
  • ユーザー体験:ログイン時のストレスや再設定の手間といった煩わしさがなくなり、パスキーはシンプルで直感的な認証体験を実現します。

2.3 複数デバイスでのスムーズな利用

パスキーはデバイスに紐づく認証情報ですが、主要なOSベンダー(Apple、Google、Microsoftなど)が提供するクラウドサービスを通じて、複数のデバイス間で同期・共有できる仕組みが整っています。

例えば、iPhoneで作成したパスキーはiCloudキーチェーンを通じてiPadやMacでも利用できますし、Androidスマートフォンで作成したパスキーはGoogleパスワードマネージャーを通じてPCのChromeブラウザでも利用可能です。これにより、ユーザーは一度パスキーを設定すれば、異なるデバイスからでも同じアカウントに手軽にログインできます

新しいデバイスを購入した場合でも、クラウド経由でパスキーを簡単に移行できるため、ゼロから設定し直す手間が省けます。

また、パスキーをサポートしていないデバイスや、手元にパスキーが登録されたデバイスがない場合でも、QRコードやBluetoothなどを用いたクロスデバイス認証機能により、他のデバイスにあるパスキーを使ってログインすることも可能です。

例えば、PCでQRコードを表示し、スマートフォンでスキャンして認証するといった方法で、デバイス間の連携をスムーズに行うことができます。

3. パスキーのデメリット 「万能」ではない理由

パスキーは次世代の認証技術として注目されていますが、すべての課題を解決する「万能」な仕組みではありません

パスキーが持つ利便性の裏側には、知っておくべきいくつかのデメリットが存在します。ここでは、パスキーの利用を検討する上で理解しておくべき注意点について詳しく解説します。

3.1 デバイス依存による使いにくさやリスク

パスキーの大きな特徴は、特定のデバイス(スマートフォン、PC、タブレットなど)に紐付けられて生成・保存される点です。

これはセキュリティを高める一方で、デバイスがなければログインできないという「使いにくさ」につながる場合があります。

  • デバイスの紛失・故障時のリスク:パスキーを保存しているデバイスを紛失したり、故障したり、バッテリーが切れてしまったりすると、そのデバイスからアクセスできるパスキーは利用できなくなります。これにより、対象のサービスにログインできなくなる可能性があります。
  • 複数デバイスでの利用の煩雑さ:通常、パスキーは作成したデバイスでのみ利用可能です。複数のデバイス(例えば、自宅のPCと職場のPC、個人のスマホと会社のスマホなど)で同じサービスを利用したい場合、それぞれのデバイスでパスキーを個別に作成するか、クラウドサービス(iCloudキーチェーンやGoogleパスワードマネージャーなど)を介してパスキーを同期する必要があります。同期設定が適切に行われていない場合、デバイス間でパスキーが共有されず、利用したいデバイスでログインできないといった事態も起こりえます。
  • Webサイト側の対応状況:Webサイトやサービスによっては、パスキー認証に対応していても、デバイス間の連携や復旧の仕組みが十分に整備されていない場合があります。これにより、予期せぬ場面でログインに手間取ったり、最悪の場合ログインできなくなったりするリスクもゼロではありません。

パスキーは「デバイスに鍵がある」状態であるため、そのデバイスの管理が非常に重要になります。

3.2 パスキーの復旧方法とその難しさ

パスワードとは異なり、パスキーはユーザー自身が直接管理・記憶するものではありません。多くの場合、デバイスのOSやブラウザのキーチェーン機能に安全に保管されます

この仕組みはセキュリティを高める一方で、パスキーが失われた際の復旧を難しくする側面があります。

  • 復旧方法の複雑さ:パスキーを保存しているデバイスを紛失したり、初期化したりした場合、パスキーも失われる可能性があります。パスワードのように「パスワードを忘れた場合」のような単純な復旧プロセスは存在しません。
  • クラウド同期への依存:AppleのiCloudキーチェーンやGoogleパスワードマネージャー、Microsoft Authenticatorなど、各プラットフォームが提供するクラウドサービスを利用してパスキーを同期・バックアップすることで、新しいデバイスへの移行や紛失時の復旧が可能になります。しかし、この場合、クラウドサービスのアカウントが乗っ取られると、同期されたパスキーも危険にさらされるという新たなリスクが生じます。また、クラウド同期の仕組みや設定がユーザーにとって分かりにくい場合もあります。
  • パスキー非対応サービスでの復旧:パスキーに対応していないサービスのアカウントについては、パスワード認証やその他の復旧手段に頼る必要があり、パスキーがすべての認証課題を解決するわけではありません。

パスキーの復旧は、利用しているプラットフォームの仕組みを理解し、適切にクラウド同期設定を行うことが重要です。

3.3 他人との共有が難しいパスキー

パスキーは、個人のデバイスに紐付けられた「秘密鍵」と、サービス側に保存される「公開鍵」のペアで構成されるため、パスワードのように簡単に他人と共有することが困難です。

  • 個人認証に特化した設計:パスキーは、特定の個人が特定のデバイスを使って認証を行うことを前提に設計されています。そのため、家族やチーム内で共有のアカウント(例:動画配信サービスの家族アカウント、社内共有ツールのアカウントなど)を利用している場合、パスワードのようにログイン情報を共有して複数人が同じアカウントにアクセスする、といった運用が難しくなります。
  • デバイスの貸し借りの問題:共有アカウントにアクセスするためには、パスキーを登録したデバイスを物理的に貸し借りするか、各々が自分のデバイスにパスキーを登録する必要があります。デバイスの貸し借りはセキュリティリスクを高め、また、全員がパスキーを登録する運用は手間がかかる場合があります。

パスキーは個人のセキュリティと利便性を向上させる一方で、複数人でのアカウント共有といった従来のパスワードの柔軟な運用には向いていない側面があることを理解しておく必要があります。

3.4 パスキーが盗まれた場合のセキュリティリスク

パスキーはフィッシング詐欺に強いとされていますが、デバイスやクラウドサービスが不正アクセスを受けた場合のセキュリティリスクは存在します

  • デバイスの物理的な盗難・不正アクセス:パスキーが保存されているデバイスが盗難に遭い、生体認証(指紋、顔)やPINコードによるロックが突破された場合、デバイス内のパスキーが不正に利用される可能性があります。これにより、登録されているサービスへの不正ログインを許してしまうリスクがあります。
  • マルウェアによる情報窃取:デバイスがマルウェアに感染した場合、マルウェアがデバイス内のパスキー情報にアクセスし、窃取する可能性があります。これはパスワードの場合と同様のリスクですが、パスキーはユーザーが意識せずともデバイスに保存されているため、より注意が必要です。
  • クラウドアカウントの乗っ取り:iCloudキーチェーンやGoogleパスワードマネージャーなど、パスキーをクラウドで同期している場合、そのクラウドサービスのアカウント自体がフィッシング詐欺やパスワードリスト型攻撃などで乗っ取られると、同期されているすべてのパスキーが危険にさらされることになります。この場合、パスキーの「フィッシング耐性」は意味をなさず、非常に広範囲な被害につながる可能性があります。

パスキーは「パスワードレス」を実現しますが、「リスクフリー」ではないことを認識し、デバイス自体のセキュリティ対策(最新のOSアップデート、ウイルス対策ソフトの導入、強力なデバイスロック設定など)を怠らないことが極めて重要です。

4. もう一つの選択肢──電話番号認証×端末認証「Infront Security」とは?

ここまで見てきたように、パスキーは便利な一方で、運用面での課題も少なくありません。そうした背景の中で、注目を集めているのが「Infront Security」という選択肢です。

パスキーではカバーしきれない場面にも対応できる、新たなの認証方式として、多くの企業やサービスに導入が進んでいます。

4.1 「電話番号+端末認証」の二要素認証による安全性

パスキーが「デバイスと生体認証」を軸にした認証方式であるのに対し、Infront Securityは「電話番号」と「端末情報」を用いた二要素認証を採用しています。

この仕組みでは、ユーザーが発信した電話番号と、発信時に使われた端末情報の一致によって本人確認が行われます。

特に、端末情報は偽造が非常に難しく、万が一電話番号が漏洩しても、登録された端末以外からはログインできない設計となっています。
そのほか、専用の電話網を利用するという特性上、インターネット経由でのハッキングが極めて困難である点も大きな特徴です。

これらの認証方法は、Infront Securityのもつ独自の特許に基づくものであり、他社にはない優位性を持つ認証ソリューションと言えるでしょう。

4.2 パスワードもSMSも使わない、直感的な認証フロー

Infront Securityの認証手順は、非常にシンプルかつ直感的です。

初回は画面に表示される専用のフリーダイヤルに電話をかけるだけで認証が完了し、自動で通話は切断されます。通話料は発生せず、会話も不要なため、ストレスなく利用できるのが特長です。
そして、2回目以降は電話番号の入力だけでログインが可能となります。
端末情報が記録・照合されることで、再認証の際に手間をかけずに済む仕組みです。

特に注目すべきは、高齢者やITに不慣れなユーザーにも優しい設計である点にあります。

パスワードのように記憶や入力を求められることがなく、SMS認証のようにコードを転記する必要もないため、アナログ世代にも使いやすいUI/UXを実現しています。

4.3 不正アクセスのリスクを極限まで抑える構造

Infront Securityは、SIMスワップ詐欺やフィッシング詐欺といった現代的な脅威に対しても強い耐性を持っています。

これは、専用の電話網という、通信キャリアが管理するインターネットとは別のセキュリティ性の高いネットワークを利用していることが大きな理由です。
また、認証には実際の音声通話による発信記録が残るため、不正なログインが行われた際に追跡が容易です。

SMS認証のように「なりすまし」が可能な手段とは異なり、物理的に発信できる端末と、端末情報が一致していなければ認証されないため、不正アクセスのリスクは極めて低く抑えられます。

5. まとめ

パスキーは、パスワード認証が抱える多くの課題を解決し、セキュリティと利便性を高める画期的な認証方式です。 しかし、デバイスへの依存や復旧の難しさ、アカウントの共有が難しい点など、利用シーンによっては不便さが伴うこともあります。

こうした課題を補完する認証手段として注目されているのが、電話番号と端末情報を組み合わせた「Infront Security」です。 直感的な操作性と高いセキュリティ性を両立したこの仕組みは、パスキーと並ぶ“もう一つの選択肢”として、多様なユーザーにとって有効な手段となり得るでしょう。

それぞれの認証方式の特性を理解し、自分の利用環境に合った方法を選ぶことが、安全かつ快適なオンライン利用への第一歩です。

不正は劇的に、ユーザーは快適に。Infront Security。

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